革へのこだわり
革へのこだわり

leather

革のご紹介
Introduction of leather

エルバマット ELBAMATT

数多くのタンナーが集まるトスカーナ地方でも植物鞣しの生誕地と言われるサンタクローチェ地区にある老舗タンナーであるテンペスティ社で製造された、上質なイタリアンレザーです。100%染料で仕上げられた自然な色ムラと「引き脂」仕上げを行わずじっくりと時間をかけ通常の1.5~2倍量加えらたオイルのバケッタ仕上げが特徴の革です。

Fine Italian leather that comes from one of the most famous tannery across the world. Tempesti is known for its long-established vegetal tanning recipes developed in the Santa Croce Area located in Tuscany where a number of tanners gather.
Instead of using the “oiling off” method, they spend a lot of time and almost twice the amount of oil to finish it off. The 100% genuine dye makes the leather look naturally beautiful.

アリゾナ ARIZONA

イタリアのトスカーナ州にあるコンツェリア・ラ・ブレターニャ社で製造されているイタリアンショルダーです。トスカーナの鞣しに適した気候風土とアルノ川の水質の恩恵を受けた上質な革を、イタリア特有の色彩感覚で職人が1枚1枚手作業で染色しています。100%染料のみで仕上げられた自然な色ムラと天然のシボが特徴で表情が豊かです。

Fine Italian shoulder leather manufactured by Conceria La Bretagna in Tuscany, Italy.
Their specialization has always been the production carried out by the expert hands of skilful workers who continue to dye the skins one by one.
Their method consists in using 100% organic substances and you can notice the rich, natural texture of breaks in their products.

昭南本ヌメ SHONAN LEATHER

品質管理で定評のある昭南皮革が、しっかり時間をかけて丁寧になめしたヌメ革です。繊維の詰まり具合とハードな仕上がりが魅力です。

Tanned leather tanned with much time and care by Shonan Leather, famous for its quality management. The tight fiber and the rough-looking appearance are the best part of this tanning leather.

ブッテーロ BUTTERO

イタリアのタンナー CONCERIA WALPIER
現社長のC.Walter 氏が底革を鞣すタンナーで革鞣しの技術を習得し、相棒のT.Pier氏と共に自身が作りたかったベルト用の革を専門に鞣すタンナーを1973年に立ち上げました。彼ら二人の名前から「WALPIER」と名付けました。
伝統的な鞣し技術で真摯にモノ作りをしているイタリアでも有数なタンナーです。フランス産原皮を古典的な植物タンニン鞣し(イタリア植物タンニンなめし協会公認)により製造されたこの革は、薄化粧仕上げのため傷やトラ模様などは隠れにくい反面、革本来の自然で素朴な表情と透明感のある美しさがあります。使い込むほどに艶感が上がり色濃く変化していく表情は秀逸です。と難しく書きましたが・・・ナチュラルのヌメ革としてはめっちゃ良いです。これが経年変化して飴色になるのが楽しみな革です。Jill Craft では主に内装に使用しておりますが、内装だけには勿体無い。外装にもバッチリ使用できます。

ミネルバリスシオ Minerva Liscio

イタリアのタンナー Badalassi Carlo (バダラッシィ・カルロ社)

イタリア植物タンニンなめし協会が認めた古典的な「バケッタ製法」と呼ばれる手鞣し・手染めで仕上げた高級素材の革です。「革らしい革」を追求しているため極力ナチュラルに仕上げております。そのため革本来が持ってる傷、トラ、血筋などは隠せませんが、それらも素材の”味”として理解していただければ唯一無二の表情となります。「リスシオ」とはイタリア語で「ツルツル」「なめらか」の意味。その名の通り表面は革特有の温かみと透明感があるスムーズな仕上げとなっています。使い込むほどに艶が上がり、色が濃くなり当たりが付いてくるとその表情は秀逸です。